きみと生きる5日間

5年間勤めた会社を今日退職しました。ほんとに、ほんとに、がんばったーー!!アルバイト時代を入れると約7年間。こんな人生の節目の日に、瑞稀くんの伝記の更新日が重なり、いつも私の大事な日には瑞稀くんの言葉を貰っているな…とあたたかくて、ふわふわした気持ちになっている。

 

アイドルのライブや舞台の衣装が好きで、ご縁が巡ってドレスコーディネーターとして社会人になった5年前。気がつけばお洋服の上からでも号数やタキシードのサイズが分かるようになったし、プランナーの打ち合わせ業務や結婚式のアテンダー、披露宴のサービスもできるようになった。5年間人の幸せと笑顔にために生きてきた。

 

人の幸せと笑顔のために生きる反面、大好きな人達のライブや舞台に行けない日々も多くて。(基本土日はお仕事のことが多いので)「誰のために働いているんだろう」と、行けない現場の日程が発表されるたびに落ち込んだ。このお仕事を選んだ後悔もしたし、そんなことを思いながら働く罪悪感もあったし。所謂『感情労働』をしているため、捉え違いや勘違いから生まれるクレーム、上司とお客さんに挟まれて叱られることもたくさんあった。

 

それでも、お客さまに自分自身を好きになって貰えたり、わざわざ会いにきてくれたり、お礼のお手紙やプレゼントを貰ったり。会えない悲しみと貰った喜びの隣り合わせのまま、今日までがんばってこれたのは、瑞稀くんのおかげ。

 

2019年4月くらいの雑誌で教えてくれた、確か新生活?のみんなへ向けた瑞稀くんのコメント。

 

俺は好きな仕事ができてるから、基本はいつもたのしいんだけど、一時期"やらなきゃ"って義務みたいになって悩んだことがあって。そう思ってしまう自分もイヤだし、人に話してラクになるタイプでもないし…しんどかったな。いまはメンバーっていう仲間ができて、いろいろ話せるようになったけどね。

ひとりで戦ってた頃は、『Endless SHOCK』の「ひとつ苦しめば、ひとつ表現が見つかる」っていうセリフを自分に言い聞かせてたな。結局、弱音を吐いても、落ち込んでも前に進めないから、だったら"今、悩んでいることが、絶対何かに繋がる"って信じて、少しでもできることをしたほうがいい。

それに人って考え方も変わると思うから、今がどんなに苦しくても絶対過去になるんだよね。もし、ツラい思いをしている人がいたら、すべては未来のための経験、何かに活かせると思ってるがんばってほしいな。人間は悩んだくらいで死なないし、意外と乗り越えられるから!

 

社会人3年目の2019年、ほんとにつらくて、もうダメむりです………と思いつつ、まだ辞める決断も出来ず暗闇のなかにいるような日々に、心を掬い上げてくれる言葉を貰えた気がした。

 

行けない現場の日は、瑞稀くんががんばってるから私もがんばれると思って過ごす日々も今となっては大切な思い出。

 

この5年間のなか、そして特に伝記をスタートしてからは何故か自分の心が弱くなりそうな日や嬉しいことがあった記念日に瑞稀くんの更新日が回ってくることが、何故か多かった。偶然だけど、運命みたいに嬉しくて、瑞稀くんのお陰で「5日間生きること」がたのしみになったよ。

 

6月からは大好きな町・金沢で、また大好きな接客業になるけれど。今度はたくさん会いに行けるお仕事なので、嬉しい。

夏、会えることを願って。今日も更新ありがとう

 

だいすき。